
捻挫後の治療の一環としてリハビリテーションを行うことは、ケガの早期回復と後遺症を残さないために必要です。
リハビリは、RICE療法を用いた応急処置をした後、2日から3日ほど経過して腫れや痛みなどの急性症状が治まってから始めます。リハビリ内容は、捻挫した箇所によっていろいろな方法を用いますが、最初に行うことは、患部の血行促進のための温熱療法です。
受傷後すぐは、炎症や内出血を抑えるために患部を冷却しましたが、初期症状が収まってからは、血行を良くして人間が本来持っている自然治癒力を活性化させ、損傷箇所の修復を早めるために患部を温めます。
その後は、患部を固定している期間からできるリハビリを始め、固定の必要がなくなってからは、痛みのない範囲で弱ってしまった筋肉を回復させるための運動や、固まってしまった筋肉をほぐすためのマッサージ、低周波治療などを行います。これらは損傷の程度によって開始してよい時期が異なりますので、専門医の指導の元に行うのがよいでしょう。とくに足首は、体重が掛かるため捻挫をしやすい箇所です。
痛みがなくなったからといってすぐに運動を始めたりすると、固定によって低下していた筋力では足首を支えきれずに同じ箇所を挫きかねません。同じ箇所の捻挫を繰り返していると、靭帯が常に伸びた状態になってしまい捻挫グセにつながりますし、最悪は手術の必要がでてきてしまいます。 リハビリは、筋力を取り戻し元の状態に戻すだけでなく捻挫を繰り返さないようにするためにも必要なことですので、必ず行うようにしましょう。