
足首の捻挫は、スポーツ時に限らず、階段を踏み外したり転んだりした場合にも起こりやすい捻挫です。
足首の捻挫は、足首を内側に捻る内反捻挫と足首を外側に捻る外反捻挫の二種類に分けることができますが、足の裏は外には向きにくいという足首の構造状の理由から、内反捻挫を起こすことの方が圧倒的に多いです。
内反捻挫は、外側側副靭帯(がいそくそくふくじんたい)を痛めてしまう捻挫です。外側側副靭帯とは、前距腓靱帯(ぜんきょひじんたい)、踵腓靱帯(しょうひじんたい)、後距腓靱帯(こうきょひじんたい)などの足首の外側にある靭帯を指します。内反捻挫の中でも一番多いケースが、腓骨外果前縁と距骨外側縁を結ぶ前距腓靱帯を傷める捻挫です。
外反捻挫は、三角靭帯を痛めてしまう捻挫で、足首を外側に捻ってしまうことにより起こります。三角靭帯は強いので内反捻挫よりも起こる確立は低いですが、複雑な捻挫になることが多いので気をつける必要があります。 足首の捻挫は、程度によって第一度から第三度までの三段階に分けられます。第一度は、靭帯は切れていないが伸びている状態。第二度は、靭帯が部分的に切れている状態。第三度は、靭帯が完全に切れていて関節が伸びきっている状態を指します。
足首の捻挫は起こる機会も多いため軽視されがちですが、靭帯の損傷だけでなく、剥離骨折や軟骨を損傷している場合もあります。きちんとした治療を受けないと後遺症が残ってしまう可能性もあるので、応急処置のあとは専門医に診てもらうようにしましょう。