
スポーツをするときには、必ずストレッチをして関節可動域を広げるのを忘れないようにしましょう。事前に十分なストレッチ(ウォーミングアップ)をして筋肉の伸縮性を高め、関節の動きをスムースにしておかないと、捻挫や骨折、肉離れなどのスポーツ外傷を引き起こしかねませんし、運動前のストレッチはパフォーマンスの改善にもつながるなどのメリットもあります。
スポーツ後のストレッチ(クールダウン)もとても大切です。緊張した筋肉をほぐして身体を整えることは、障害の軽減や回復力の促進にもつながりますので、疲れが残りにくいようにするためにも、じっくりと時間をかけておこないましょう。
ストレッチを行う際には、リラックスした状態で、伸ばす筋肉を意識し、反動をつけずにゆっくりと15秒から20秒かけて呼吸を止めずに行います。無理に身体を伸ばしても、かえって身体を痛めてしまう原因になりますので、痛みを感じる手前でとめるのがポイントです。
ストレッチには、反動や弾みをつけずにゆっくりと筋肉を伸ばす「静的ストレッチ(スタティックストレッチ)」、反動をつけずに筋肉の伸張と収縮を行って関節可動域を広げる「動的ストレッチ(ダイナミックストレッチ)」、反動をつけて筋肉を伸ばす「バリスティックストレッチ」、伸張反射を利用して行う「PNFストレッチ」などがあります。
目的によってそれぞれのストレッチを使い分けたり組み合わせたりして、スポーツ外傷やスポーツ障害を未然に防いでスポーツを楽しみましょう。