
捻挫をしてしまったときに、痛みとともに内出血を起こす場合がありますが、内出血を伴う捻挫の場合、靭帯の部分断裂や完全断裂を起こしていることが多いです。
損傷した部位より出血が起こり、青黒い皮下出血斑が広がる場合の内出血がみられた場合には、しっかりとした固定をしておかないと関節が動くたびに内部の傷口が開き、関節が正常な状態に戻るまでに時間がかかってしまいます。
また、捻挫をして数日経過した後に、損傷箇所と違ったところに内出血が現れる事もあります。この場合は、時間経過と共に落ち着いていくことが多いので、初期治療をしっかりして安静にしておきましょう。心配なようであれば医師に相談することをおすすめします。
レントゲン検査を行うと、骨折の有無とともに、内出血がどの部分にどの程度あるか確認することができるので、内出血の状態から靭帯の損傷程度もある程度推測することができます。しかし、靭帯や軟骨部分の損傷を正確に調べるためには、通常のレントゲン検査では不足があるため、靭帯や軟骨の損傷が疑われる場合には、ストレスX線やMRIなどでの検査を行うようにしましょう。
捻挫の際の内出血で怖いのは、亀裂骨折や剥離骨折を見逃しているケースです。亀裂骨折や剥離骨折は、通常のレントゲン検査では見誤るケースが多いようで、ただの捻挫と診断されてしまうことも少なからずあります。捻挫と診断されたのに、内出血と腫れ、痛みが強くてなかなかおさまらない場合は、MRIなどでの検査を行うことをおすすめします。